母の食卓にはティッシュや小さなお菓子のピニールやらをすぐポイと捨てられるように小さなゴミ箱のようなものが置いてあるのだけれど、母はもう自分が嫌いな食べものがお皿に乗っているとそれもポイと捨てている。嫌いなものが目の前にあるのが嫌なようである^^ 母は子供ではないので好き嫌いを言ってはいけません!とする必要もないので、母が嫌いな食べ物は出さないようにしているので基本嫌いな食べ物は出てないはずなのだけれどある日突然昨日までは好きだったものが「これが嫌いになった」となりポイとされてしまうのだ。もともとすごく好き嫌いが多い人なのでますます食べられるののが少なくなってきた。もともと嫌いなものは、人参、ナス、トマト、きゅうり、セロリ、ピーマン、小松菜、漬物全般、ツナ、それらが少しでも触った食べ物も食べられない。それに加わっていったのが干物、カレー、焼きそばやほうれん草、ブロッコリー、アスパラ、オクラ、おからとかを使ったものだろうか。最近はあまりにも見ただけでポイポイ捨てているので、「なんで捨てちゃうの?!(以前は好きだったでしょ。それ?という意味)」と聞いたら「あんたが捨てるようなものを私に出すからだよ!(怒)」と返してきた。^^ ぎゃ!うむぅ。そうきたか。
しかし年をとるとそんなに味覚が変わるのかな。体も思うように動かなくて、食べられるものも少なくなっていて、年をとるってこんなに辛いんだなというのを目の前劇場で毎日見せられている感じである。
そういえば先週は母の脳外科に薬を取りに行く日があって、ついでに少し前に私が毎日打つパスワードを突然綺麗さっぱり忘れてしまった不安をドクターに相談してみようと思っていたのだけれど、いつもは薬を取りに行く日でもドクターの診察室に呼ばれて母の状態などを話し、それに対しドクターが紙にアドバイスを書いてくれ「じゃあこれをお母さんに渡してね」となるのだがどうも忙しかったようで診察室に呼ばれもしなかった^^ そんなに心配しなくても大丈夫という神のお告げだろう。(そうか?)
今日は母の皮膚科の受診なのでもう少ししたら医療センターへ行く。そして来週は心臓外科の受診だ。やっぱり年を取るって大変だ。