点滴は朝訪看さんが来て、点滴液が腕に刺さったままの針に入るかどうか確認して。点滴開始し、その後私に引き継がれる。入らなかったら、新しい場所に針を挿し直してくれてそこから点滴となる。母の血管は細いのでなかなか良い場所がなく、点滴針設定で何度かここは無理、ここも無理となり、腕が痛々しいことになっているので、一度刺した針を継続して使えるのが望ましいらしい。
3時間ほどで点滴が終わったら、私が点滴のストッパーを移動し、分岐ルートを変更しそこから血液凝固しないように生理食塩水を少しずつ送り、終わったら、止めのルートにして、点滴を外すという処置をしている。
まさか母の血管に生理食塩水を自分で注入する処置をするとは。。。人生っていろいろ思いがけないことになるな。。と思う今週であった。
初日は緊張したけれど、5日目ともなるともう慣れた。今回の針は3日ほど使えたが、明日は挿し直しかなぁと今朝訪菅さんが言っていた。明日まだ使えるといいけど。。。
そして月曜の今回の最終日には針も私が抜くそうだ。うむ。そうか。やれるかな。いや。やるけど。
在宅医療の世界。医療関係者と家族との連携で成り立ってるものなのね。
生理食塩水をゆっくり母の血管に注入しながら、「大丈夫?痛くない?」と聞くと、
大丈夫、すごいねぇ。こんなことまでできて。このまま看護婦さんかヘルパーさんになれるねぇ。。
と言うが、いや、なれないよ。看護師さんにもヘルパーさんにも。(ヘルパーの資格は取ったけど)
看護師さんとヘルパーさんの利用者さんへの献身はすごい。いつも頭が下がる。母によくしてくれて本当に感謝の言葉しか出てこない。