喘息の発作、久しぶり(45年ぶりくらい?)に起こった。びっくり。子供の頃気管支喘息で保育園や学校を休みがちだったのだが、4年生くらいから水泳サークルに入ってそれ以降はぴったり治り、数年に一度風邪をひいた時に喘鳴らしきものが顔を出すくらいだったのに。
去年の秋くらいから軽い喘鳴咳が出るなとは思っていたのだがなかなか治らず、でも大したことないのであまり気にもしていなかったのだが、昨晩母のトイレを手伝った後、ケホンと咳が出てそこから咳を止めることができず、怒涛の咳、ついにヒューヒューという音が息をする都度出て、で呼吸が苦しくなり、その音にびっくりした家人が3Fから駆け下りてきて、背中をさすってもらうも嘔吐。あわや救急車を呼ぼうかぐらいの家庭内騒ぎになったのだが、なんとか少しずつ治り、でも怖いので今日は市内の家人が勧める喘息治療で有名らしい病院へ行ってみた。
聴診器で深呼吸をした私の呼吸音(咳してない時も喘鳴だったので)を聴いた先生がフルセット検査をしましょうと言い身長体重測定、採血、胸部レントゲン、呼気NO濃度測定、呼吸器機能検査までやる羽目になってしまった。呼気NO濃度測定というのは割と最近の検査だそうで、呼吸内の一酸化窒素量を測定するらしい、看護師さんの手持ちリストに3日くらい前からの測定者の値が記されていて大体50名の値のばらつきは18-38くらいの間だった。低いほうがいいのか高い方がいいのか分からず測定されたところ、私の値、、、74であった。嫌な予感しかない。次は呼吸器機能検査で、吸って吐いて測定2回、その後喘息の吸引薬(気道広げるやつ)を吸引して30分後に同じように測定。その30分待ちの間にNO濃度について調べると、22以上で喘息の疑いあり、38以上ではほぼ喘息。。。74って。。ええ?!
検査結果を受けての先生の説明で、肺は綺麗だから肺炎とか結核とかは大丈夫。でNO値相当高いね。それと喘息の吸引薬後の呼吸機能がかなり改善されたので、
「この結果だと、気管支喘息と言うしかないね!」 <=先生スッキリ感
「何十年もほぼ症状もなかったのですが・・・」というと隠れ喘息という人が多いそうな。
加齢による諸々衰えで復活しちゃったんだろうけれど、がっくり。これから毎日1回気道を広げる薬を摂取しなければならないらしい。吸引の指導練習(音が出てこのくらいの勢いで吸うべしと目安となる練習機も頂いた。)もしてくれた。
気管支喘息おかえり。仲良くやろう。それしかないか。