留守電

ここのところ毎日母の電話に留守電が入っている。母の名前を呼び、元気?私は○○よ。覚えている?会いたいわー。お互い歳をとっちゃったわね。体に気をつけてね。元気でね。という内容だ。同じ内容を時々は泣きながら。時々は怒りながら。(どうしていつも留守電なのかしらと)時々は悲しそうに。母に折り返さなくていいのか確認するのだが、母は話したくないという。確かに知り合いだが、それほど親しい間柄ではなかったそうでもう50年以上付き合いがないそうだ。確かに私もその方のお名前を母から聞いたことはなかった気がする。昨日は家にいた時にその電話がかかって来た。私は階上にいたので母の電話がなっていたので下の階に降りている途中に留守電モードになっていたので母にどうする?と顔を向けると母は首を横に振って電話に出ないでという。なんか嫌な感じがするというのだ。それでも無視するのは気分が悪いので、どうしたものかその方と母の共通の友人である私も子供頃から知っている茅ヶ崎のおばちゃんに相談することにした。私がおばちゃんまさごだけどと電話するとおばちゃんは開口一番。「もしかして〇〇ちゃんからの電話?」というではないか。おばちゃん曰く一月前にばったり何処かで会い請われてうっかり母の電話番号を教えてしまったそうだ。おばちゃんの所にも毎日毎日電話がかかって来て困っている。電話には出ない方が良い。そのまま留守電にしときなさい。とおばちゃんは言う。母が電話を代わってと言うのでそのまま電話を渡し、母とおばちゃんはそのまま長電話に突入したので後から事情を聞くと○○さんは一人暮らしかなんかで寂しくて昔の知り合いに一日中電話しまくっていておばちゃんももう居留守を使って出てないらしい。なんだかとても気の毒だけど、知り合いのおばちゃんと母の二人がそう結論を出したなら私が口を挟むことではないか。。。なんだか切ない話だ。今日も電話がかかってくるのだろうか。。うむむ。ごめんなさい。

まだ軽く頭痛があるので午前中に一人産直へ行ったり(姉は甥っ子1号が出る吹奏楽の演奏会で東京へ)、家の掃除や洗濯などなどを済ませた以外は引きこもってまたゴロゴロしていた。映画を2本見た。

天才スピヴェット

モンタナの牧場で暮らす10歳の少年スピヴェットは天才的頭脳の持ち主でスミソニアン学術協会からベアード賞受賞の知らせが届くが家族にそのことを伝えず一人でワシントンDCで開かれる授賞式に出席するべく、家出を決意し数々の危険や様々な人々と出会いながら大陸を横断すると言う話。一緒に遊んでいた双子弟が銃の暴発で亡くなっているという背景があり楽しいロードムービーではないのだけどとても良い話だった。「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督の作品なのだそうだ。映像もすごく綺麗でおしゃれだった。

大統領の料理人

ひょんなことから、ミッテラン大統領のプライベート食作ることになった女性シェフの話。エリゼ宮でのいじめなど色々あり葛藤しながらも美味しい食事を作っていく話。実話なのだそう。ともかく出てくるお料理がひたすら美味しそうでストーリーよりもそっちに目が胃が向いてしまった。^^ でもあんなにはもう食べられないなぁ。一皿でお腹いっぱいになるに違いない。(食べる機会もないだろうが)

今私のオススメには「大統領」「少年」「料理」あたりが追加されているようで「南極料理人」「シェフ」「究極のハンバーガー」「大統領の執事」あたりが並んでいる。究極のハンバーガー。。。気になるけどすごくハンバーガーが食べたくなりそうなので時間帯を選ぶな^^

夕飯は家族のリクエストでパエリアに。フライパンで途中まで煮込み仕上げはオーブンで焼くのは地元のスペイン料理レストランのお料理教室にて習ったんだったかな。美味しくできた。ご飯よりも具の方が多くなったけど。

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