暴風一過

昨夜は凄い雨風だった。で、今日は台風一過のように晴れて暑い。朝だというのにもう23度もある。暑い。まだ冬のセーターをしまっていないというのに今日は何を着たらいいのだろうかと悩む。風邪はかなり良くはなったが鼻水と咳は軽く残っているのであまり油断して薄着はしたくない。

職場に行ったら神社の桜はまだ満開だったが昨夜の暴風雨で花びらが散って道が桜の絨毯のようになっているところをたくさん見かけた。綺麗だった。母を連れてきてあげようと思ったのだが本人が急に「やっぱり行きたくない」と言い出したのでまた来年チャレンジとなりそうだ。何があるか分からないから来年とかにすると後悔するのかもしれないけれど、無理して連れて行ってもそれはそれで嫌な思いを双方するので。母のこの突然「やっぱり行かない、やりたくなかった、本当は嫌だった」という言葉にはこの10年結構振り回されていて、時々は私をものすごく落胆させた。いろいろ根回しして、調整してもらってさあいよいよという時にこの「爆弾」が来るのでそれまでの各方面へお願いした調整が無駄になってしまい、あわてて関係者に頭を下げることになるのだ。今週桜以外にもそういうことがあってそれは結構私を凹ませた。本人は本能のままに悪気はなく口にする言葉だから怒るわけにもいかないというか、怒っても説明しても意味がよくわからないみたいで「ぽかん」としてこの人は何を言っているのかしら?という顔をされてしまうのだ。今でもまだ慣れない。私の知っていた母はもういないのだということだけがただそこにある。

 

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